焼きたてのシフォンケーキからふわりと漂う甘い香り。
これってお菓子作りの醍醐味ですよね!
ふんわり柔らかくて軽いシフォンケーキを見ているだけで、なんだか心があたたかくなります。
でも、シフォンケーキ作りで忘れてはいけないのが、オーブンから取り出した後の冷却作業です。
この冷却の仕方やタイミングによって、ケーキの仕上がりがぐっと変わるんです。
ここでは、焼き上がったシフォンケーキをどうやって冷ますといいのか、そして型から取り出すベストなタイミングについて、詳しくご紹介します!
シフォンケーキを冷ますときのおすすめ時間
焼きたてのシフォンケーキを冷ますときには、最低でも4時間はじっくり待ちましょう。
「しっかり冷やす」とよく言われますが、実際にはどんなふうにすればいいのか気になりますよね。
例えば、170℃から180℃で約40分焼き上げたシフォンケーキなら、室温で4時間そのまま置いておくのが理想的と言われています。
ただし、気温やオーブンの型によって多少差が出ることもあります。
とはいえ、理想的なふわふわしたシフォンケーキを美しく仕上げるには、少なくとも4時間の冷却がポイントですよ!
このひと手間で、シフォンケーキの魅力がさらにアップします。ぜひ試してみてください!
シフォンケーキを型から外すベストタイミング
シフォンケーキを型から外す一番いいタイミングは、ケーキの中心部までしっかり冷えている時です。
物は外側から冷えていくものなので、中心が冷たくなっていれば全体が冷めているサイン。
これなら安心して型から外せますね。
前にお伝えした通り、シフォンケーキは最低でも4時間冷ますのが理想的。
この時間が過ぎたら、型から外しても大丈夫ですよ!
型から早く外したらどうなるの?
シフォンケーキを早めに型から外してしまうと、ケーキが縮んでしまうことがあります。
実は、冷める途中でケーキの中にある水蒸気が収縮してしまい、生地がぎゅっと詰まってしまうのが原因なんです。
焼きたてのケーキはたっぷり水蒸気を含んでいて、その状態だとまだ生地がふわふわ不安定。
型から外すと重力に負けて底の部分が縮んでしまうことも…。
せっかくきれいに焼き上がったシフォンケーキが縮んでしまうなんて、悲しいですよね。
だからこそ、焼きたてのケーキをすぐに型から外したくなる気持ちはぐっと我慢!
しっかり冷やしてあげれば、ケーキはふわっとした形と高さをそのまま保てます。
ちょっとの辛抱で、理想の仕上がりが待っていますよ!
冷蔵庫でシフォンケーキを冷ます方法
暑い日や「早くシフォンケーキを食べたい!」というときには、冷蔵庫を使って冷ます方法がとっても便利です。
でも、冷蔵庫を使うときには以下のポイントを守りましょう。
・焼きたてのケーキを冷蔵庫に直接入れないこと
・乾燥を防ぐために、ラップや袋でしっかり包むこと
焼きたてのケーキを冷蔵庫に入れる前に
焼きたてホヤホヤのシフォンケーキをすぐ冷蔵庫に入れるのはNG!
まずは室温でしっかり粗熱を取ることが大切です。
これを怠ると、ケーキの中が均等に冷えずにふんわり感が失われてしまうことも…。
それに、冷蔵庫で冷ますときはケーキを逆さまにしておくのが理想的。
でも、逆さまにするのが難しい場合は、少なくとも粗熱を取る間だけ逆さまにしておくと良いですよ。
ケーキの乾燥を防ぐひと工夫
冷蔵庫の中は意外と乾燥しやすい環境です。
そのままではシフォンケーキがパサパサになってしまうかも!
そこで、ラップやポリ袋でケーキ全体をしっかり覆ってあげましょう。
特に表面の乾燥を防ぐために、すき間なく包むのがポイントです。
これで水分が逃げずにしっとり感をキープできます。
まとめ:シフォンケーキを美味しく冷ますコツ
今回ご紹介したシフォンケーキの冷却ポイントは、次のとおりです:
- 室温で粗熱を取る:冷蔵庫に入れる前に、ケーキを4時間以上じっくり冷ますこと。
- 乾燥を防ぐ:ラップやポリ袋でしっかりカバー。
正しい冷却方法を守れば、シフォンケーキはふんわり感をキープしたまま楽しめます。
これらのヒントを参考に、さらに美味しいシフォンケーキ作りに挑戦してみてくださいね!