同窓会の準備って、意外と時間も手間もかかるものですよね。
たくさんの卒業生に声をかけても、実際に集まる人は思ったより少ないのが現実です。
では、どうしてみんな参加をためらうのでしょうか?
今回は、その理由や年齢別の傾向をご紹介します。
同窓会をためらう9つの理由
参加しない理由は人それぞれ事情は違うけれど、大きく分けると以下の9つにまとまります。
お仕事が忙しいから
大人になると、学生時代のように自由な時間は減ってしまうもの。
お仕事が夜遅くまであったり、休日出勤が当たり前になっていると、同窓会のためにお休みを取るのが大変になりますよね。
遠くに住んでいるから
卒業後に遠くへお引っ越しした人もたくさんいます。
飛行機や新幹線での移動が必要だったり、旅費が高くついたりすると、どうしても参加しづらくなりますよね。
また、転勤が多い職業の人にとっては、距離がますます負担になるようです。
体調がすぐれないから
体調が悪いと、そもそも外出することがつらくなります。
年齢を重ねると体力が落ちてしまったり、大人数の集まりが苦手になってしまうこともあります。
また、大勢が集まる場所を心の負担に感じる人もいます。
自分に自信がないから
久しぶりに会う友達が仕事や家庭で成功していると、自分と比べてしまいがち。
そんな気持ちから「行きたいけれど、行けない」と感じる人もいて足が遠のいてしまうこともありますよね。
みんな気にしていないとわかっていても、不安に感じる気持ちは誰にでもあるものです。
前回の経験がちょっと苦かったから
前の同窓会で嫌な思いをしてしまった人もいるかもしれません。
その時の記憶が頭をよぎって、次の参加をためらってしまうのは無理もないことです。
幹事さんも全員の事情を把握するのは難しいので、欠席を選ぶのもひとつの方法です。
特定の人と再会したくないから
「またあの人に会うのかも…」と考えると、気が進まなくなることってありますよね。
過去に嫌な思いをした人との再会は、時間が経ってもなかなか心の中から消えてくれないもの。
無理に笑顔を作るのはつらいですから、避けたくなる気持ちもよくわかります。
同窓会が面倒に感じてしまうから
時間はあるけれど、「ちょっと準備が大変そう…」と感じることも。
同窓会があまり魅力的に思えなかったり、何を話せばいいのかわからなかったりすると、足が遠のいてしまうこともありますよね。
特に学生時代に特定のグループに所属していなかった人は、つながりを感じづらいかもしれません。
それに女性の場合、ヘアサロンや新しい服の準備が必要で、思わぬ出費が気になることも。
昔のことにあまり興味がなくなったから
時間がたつと、「昔の友達や思い出にあまり関心がなくなったなぁ」なんて思うこともありますよね。
過去を振り返るよりも、今の生活や未来に目を向けている人にとっては、同窓会の話題もあまりピンとこないかもしれません。
招待されていなかったから
「そもそもお誘いが来ていない…!」という場合もありますよね。
連絡先が古くなってしまったり、卒業後に住所が変わったりして、案内が届かないことも。
最近はプライバシー保護の観点から、連絡先を共有する機会も減っていますから、こうしたことが起きやすいのかもしれません。
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年齢別で見る同窓会参加の傾向
同窓会に参加するかどうかは、実は年齢によっていろいろな違いがあるんです。
ここでは、それぞれの年代ごとにどんな理由で参加したりしなかったりするのか、詳しく見ていきましょう。
若い世代(20代から30代前半)
20代から30代前半のみなさんは、仕事や新しい環境での出会いに忙しい時期ですね。
このため、同窓会の参加率はちょっと低め。
新しい友人や同僚との時間を優先することが多いようです。
さらに、この世代は海外や遠くの地域で働く人も多く、物理的な距離が参加を難しくしている場合もあります。
中堅世代(30代後半から50代)
30代後半から50代になると、同窓会への参加率はぐっと高まります。
お仕事や家庭生活が落ち着いてくることで、昔の友達と会って懐かしい話をする時間がとても貴重に感じられるようになるからです。
また、子育てがひと段落して、自分のための時間を取れるようになるのもポイントです。
シニア世代(60代以上)
60代以上になると、残念ながら体調や移動の問題で同窓会に参加するのが難しくなることもあります。
でも、だからこそ参加することの価値はとても大きく、友達との時間がより大切に感じられるようになります。
最近では、オンラインでつながる方法を試す方もいるそうです。
まとめ:どうしたら同窓会にみんなが楽しく参加できる?
同窓会は、参加する人が楽しく満足できる場であるべきですよね。
でも、参加しない理由もさまざまです。
幹事さんはそれぞれの事情に配慮して、できるだけ多くの人が参加しやすいように計画を立てることが大切です。
たとえば、日程を早めに決めて案内を送ったり、遠くに住んでいる人も参加しやすい方法を考えたりすることで、もっと多くの人が集まれる同窓会にできるかもしれません。
みんなで一緒に楽しいひとときを過ごすための工夫、ぜひ考えてみてくださいね。