ローズマリーを新しい鉢に植え替えたいと思ったら、いくつかの大事なポイントを押さえておくと安心です!
この記事では、「鉢選び」「土選び」「植え替えのタイミング」という3つのポイントを中心に、詳しく説明していきます。
ローズマリーの植え替えで大事な鉢選び
まずは鉢選びです。
ローズマリーにぴったりの鉢を選ぶことは、とっても大切。
選択肢は次の2つです。
- 今使っている鉢より少し大きめのもの
- 今の鉢と同じくらいのサイズ
大きめの鉢を選ぶと、ローズマリーがのびのび成長できるのでおすすめです。
植物が目標のサイズに育ったら、同じサイズの鉢を使い続けても大丈夫。
また、鉢のデザインもこだわりポイント!
かわいくて素敵な鉢にすると、お世話がもっと楽しくなりますよ。
若い植物は少し大きめの鉢がおすすめで、木のようにしっかりした植物には今のサイズのままでOKです。
植え替えの手順は簡単!
鉢を決めたら、いよいよ植え替えのスタートです!やることは主に2つ。
- 根っこをほぐす
- 新しい土に植える
では、それぞれ詳しく見てみましょう。
根っこをほぐす
まず、ローズマリーを鉢からそっと取り出しましょう。
長い間植え替えをしていないと、根っこがぎゅっと詰まって「根鉢」状態になっていることがあります。
そのままだと根っこが伸びにくいので、ふわっとほぐしてあげるのがポイント。
手でほぐしにくいときは、「忍者レーキ」という専用の道具が便利!
鋭い爪みたいな形をしていて、根っこをスムーズに解すことができちゃいます。
ローズマリーの土選びのポイント
根っこの準備が整ったら、次はローズマリーが元気に育つためにぴったりな土を選びましょう!
土選びには、次の2つの方法があります。
- 市販のハーブ専用土を使う
- 自分でオリジナルの土を作る
ローズマリーは湿った環境が苦手なので、水はけの良い土を選ぶことがポイントです。
市販のハーブ用土を使う場合
市販のハーブ用土は、水はけ抜群でとっても便利!
手間をかけたくない方や初心者さんにおすすめです。
ただし、乾燥しやすいので、水やりはちょっとこまめにしてあげてくださいね。
自家製の土を作る場合
土づくりを楽しみたい方には、自家製ブレンドがぴったり!
おすすめの配合は、赤玉土6、腐葉土3、軽石1の割合です。
「軽石」には、パーライトやゼオライトなどの粒々した材料が含まれます。
このバランスで作ると、排水性と保水性がちょうどよくなりますよ。
土を鉢に入れるときは、鉢の高さの80%くらいまでが目安です。
ローズマリー植え替えのベストタイミング
ローズマリーの植え替えをするタイミングは、植物の成長具合によって変わります。
それぞれのケースに合ったタイミングをチェックしてみてください!
若いローズマリーの場合
まだ小さなローズマリーは、6ヶ月ごとくらいに少しずつ大きな鉢にお引越しするのがおすすめです。
このペースで植え替えると、根っこが窮屈にならず、次の植え替えもラクに進められます。
大人のローズマリーの場合
木質化が進んだ、しっかり大きく育ったローズマリーには、2年に1回くらいの植え替えがおすすめです。
特にこれ以上大きく育てる予定がない場合は、同じサイズの鉢に新しい土を入れて植え替えればOK!
新しい土にすることで、栄養が行き渡り、元気をキープできますよ。
ローズマリー植え替えの最適な時期
ローズマリーを植え替えるなら、春か秋がベスト!
この時期は気候が穏やかで、ローズマリーが新しい環境にスムーズに馴染んで、ぐんぐん成長しやすいんです。
ただし、夏はちょっと注意が必要。
暑さと乾燥で根が疲れちゃうこともあるので、植え替える場合は根に負担をかけないように優しくしてあげましょうね。
冬も根っこが活動をお休みしている時期なので、植え替えには向きません。
もし冬に植え替えるなら、霜から守る対策をしっかりと!
ローズマリー植え替え時の剪定方法
植え替えのタイミングで、ローズマリーの形を整える「剪定」も一緒にやると、もっと元気に育ってくれますよ!
剪定にはいくつか方法があります。
コンパクトな形にする剪定
枝を短くカットしてスッキリした形に整えます。
ローズマリーがちょうどいいサイズ感になりますよ。
混み合った枝をすっきりさせる剪定
枝が混み合っていたり絡んでいるところを見つけたら、その部分を間引きます。
風通しが良くなってローズマリーも快適!
枝を増やすための剪定
「もっとふわっと茂らせたいな」という時には、枝の先っぽをちょっと切るだけでOK!
新しい枝が増えて、ボリュームアップします。
まとめ:ローズマリー植え替えのポイント
最後に、今回お話ししたローズマリー植え替えのポイントを簡単にまとめます!
- 植え替える鉢は、ローズマリーの成長に合ったサイズを選ぶ。
- 植え替えの頻度は、若い植物は6ヶ月ごと、大人の植物は2年に1回くらいが目安。
- 土は排水性の良いものを使うのが大事!
- ベストシーズンは春か秋。夏や冬はちょっと工夫が必要。
- 剪定で形を整えたり、枝を増やしたりして健康な成長をサポート。
このポイントを守れば、ローズマリーが元気いっぱいに育つこと間違いなし!
お手入れを楽しみながら、素敵なローズマリーライフを送ってくださいね。