ローズマリーは挿し木でどんどん増やせちゃう、とっても育てやすいハーブです。
キッチンでよく使う方には、おうちで育てると本当に便利ですよ!
種から育てることもできますが、挿し木はお手軽で成功率も高めなんです。
発芽の難しさを気にしなくていいので、キッチンハーブやちょっとした家庭菜園にはピッタリの方法ですよね♪
それでは、ローズマリーを挿し木で育てる手順をご紹介します!
挿し木にぴったりのタイミング
ローズマリーの挿し木は春か秋がオススメですが、とくに春がベスト!
秋に挿し木をすると冬越しが必要になりますが、春なら夏までにグングン育ってくれるんです。
挿し木に必要なアイテム
用意するものはこんな感じです!
- 剪定ばさみ(新しい芽をチョキっと切るのに使います)
- 肥料なしの土(赤玉土などがいいですよ)
- 発根促進剤(あると便利♪)
発根促進剤としては「ルートン」や「メネデール」がオススメ!
ルートンは切り口に直接つけるタイプで、メネデールはお水に混ぜて使います。
どちらもなくても大丈夫ですが、使うと発根の確率がアップしちゃうかも。
ぜひお試しくださいね。
もし使ってみて「うーん、あんまり効果を感じないかも?」と思ったら、次回から使わなくてもOKですよ!
ローズマリーの挿し木完全ガイド
ローズマリーを挿し木で増やすのは、とっても簡単で効果的!
基本的には、水や湿った土に挿し穂を差し込んで、根っこが出てくるのを待つだけなんです。
ここでは、さらに詳しく手順を説明しますね♪
ステップ1:挿し穂を切り取って水に浸そう
まずは、元気な挿し穂を見つけましょう!
非木質化した柔らかめの枝を選んで、10cmくらいの長さにカットします。
下の方の葉っぱは取っておいてね。
そして、切った先端をなめらかな斜めに整えて、水に1時間くらい浸してあげましょう。
ステップ2:肥料なしの土に植え付け
次に、赤玉土みたいな肥料の入っていない土を用意して、小さなポット(直径6cmくらいがベスト!)に湿らせて入れます。
挿し穂を差し込む穴をあらかじめ作っておくと、傷つけずに植えられますよ。
1つのポットに1本ずつ挿し穂を差し込んで、そっと固定してあげてくださいね。
ステップ3:半日陰でゆっくり育てる
挿し穂は半日陰でのんびり育てるのがポイントです。
風が当たらない場所を選んであげて、土が乾燥しないように気をつけてくださいね。
ステップ4:根っこが出たら植え替え
2~3週間くらいで根っこが出てくるはず!
ポットの底から根が見えたり、新しい芽が伸びたりしたら、成長しているサインです。
根っこが生えていない場合は、挿し穂の状態をチェックしてみてくださいね。
しおれていなければ、まだまだ可能性がありますよ。
しっかり根が生えたら、栄養たっぷりの土に植え替えましょう。
もし植え替えが遅れちゃったら、液体肥料を少しあげると元気になりますよ。
挿し木を成功させるためのコツ
ローズマリーの挿し木をうまくいかせるポイントは、何といっても「乾燥を防ぐこと」!
挿し穂は最初、根っこがないので水分を吸収するのがちょっと苦手なんです。
直射日光にさらされちゃうと水分がすぐに蒸発しちゃうので、こんな風に管理してあげるのが大事ですよ。
- おすすめの場所:「強風を避けた明るい半日陰」
- 半日陰が難しい場合:30~50%の遮光ネットを使うと便利です!
水やりは、土の表面が乾いてきたら、たっぷりとあげてくださいね。
でも、あげすぎ注意!ずっと水に浸かった状態だと、根っこの成長が妨げられちゃいます。
適度な湿度を保ちながら、乾燥しすぎず水浸しになりすぎないバランスが成功のカギです。
まとめ:挿し木の基本ステップ
ローズマリーの挿し木は、とってもお手軽♪
基本の流れはこちらです:
- 挿し穂を切り取って水に浸す
- 無肥料の土に植える
- 半日陰で大切に管理する
- 根っこが生えたら栄養たっぷりの土にお引越し
挿し木をした後の環境管理をしっかりすれば、成功率がグッと上がります!特に最初の2~3週間は、土の湿度をこまめにチェックして、挿し穂が快適に過ごせる環境を整えてあげてくださいね。
根っこが出てきたら、次のステップへ!栄養たっぷりの土にお引越しすれば、ローズマリーはもっと元気に育ってくれますよ。
ローズマリーの挿し木は簡単で楽しいので、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪